KTZエクスプレスがカザフスタン産化学肥料を英国へ輸送する新ルートを開設した。TITR経由でフェリックストウ港に到着する。

カザフスタンの国営鉄道子会社KTZエクスプレスは、同国産品を英国へ初めて輸送する国際ルートを開設した。2026年7月、エキバストゥズからフェリックストウ港まで、カスピ海横断国際輸送ルート(TITR)を利用した新たな輸出サービスを開始した。このサービスは鉄道と海運を組み合わせた複合輸送方式を採用し、英国市場への効率的な貨物輸送を実現する。
今回の新ルートでは、鉱物性肥料を対象としている。KTZエクスプレスは、このルート開発を国内生産者の輸出機会拡大、物流チェーンの多様化、国際輸送業務の強靱化に向けた体系的な取り組みの一環と位置付ける。
同社はこれまでに、エキバストゥズから米国マイアミへの輸出ルートを開設している。現在では米国、英国、ベルギー、ポーランド、チェコなどへの貨物輸送を手掛け、国際輸送ネットワークを拡大している。
英国向け新ルートは、欧州とアジアを結ぶ主要な物流ハブとしてのカザフスタンの地位を強化し、国内生産者の海外市場へのアクセス機会をさらに広げるものとなる。