オーロラ・イノベーションの自動運転トラック生産が資材不足と部品品質問題で6週間遅れ、2027年末までに1000台超の目標は維持する。

自動運転トラックのオーロラ・イノベーションで、生産立ち上げが予定より6週間遅れていることが明らかになった。10月28日の第3四半期決算説明会で経営陣が述べた。資材の不足と部品の品質問題が原因だ。
クリス・アームソン最高経営責任者(CEO)は「予期していなかった課題だ」と説明し、部品の品質が同社の厳しい信頼性基準を満たすよう時間をかけたと付け加えた。同社と架装を手掛けるラウシュは12月初旬までに2交代制で週20台の生産を目指す。2月までに200台、2027年末までに1000台超を生産する計画は維持している。
遅延は、7月に投入した第2世代ハードウエアで量産を始めた時期に起きた。9月23日の投資家向け説明会前に完成した試作車は「かなり良い出来だった」とアームソン氏は言うが、量産に移ると問題が表面化した。同社は説明会で2030年までに3万台、売上高50億ドルを目指す目標を公表している。
アームソン氏は「チームを総動員して取り組んできた」と述べ、改善が進んでいることに触れた。対応の一環として、代替サプライヤーの確保も進む。ワイヤハーネスは「より生産能力の高いサプライヤー」に外注する方針で、デービッド・マデイ最高財務責任者(CFO)が明らかにした。
マデイ氏によると、問題は部品の価格ではなく、新プラットフォームに適合する部品を確保することにある。「コストへの影響はなく、ほとんどの場合でコストは中立か、むしろ削減につながる可能性もある。手直しの減少や品質面の利点を見ればなおさらだ」と同氏は説明した。
オーロラは第4四半期に2億5000万ドルの現金支出を見込む。運転手なしの車両の量産を進めるためだ。