エチオピア航空、ボーイング製貨物機を最大10機導入へ

航空2026年9月6日出典: Air Freight News

エチオピア航空がボーイング製の大型貨物機を最大10機購入する契約を近く結ぶ。アフリカの新ハブ拠点構想が背景にある。

写真: Air Freight News / original

エチオピア航空が、ボーイング製の長距離貨物機を最大10機購入する契約を目前にしていることが、業界関係者2人の話で分かった。アフリカの新たなハブ拠点を整備し、中東の航空会社と競争する計画が背景にある。

契約には現行型の777Fが2機含まれる見通しで、残りは開発が遅れている次期型777-8Fが占めるとみられる。関係者の一人によると、発注は直前の調整がなければ8〜10機になるという。ボーイングは憶測へのコメントを控え、エチオピア航空も即時のコメントを出していない。

国際的な排出規制により、ボーイングは2027年末に777Fの生産を終了する予定だ。777Fはこれまでに400機以上を販売し、収益源となっていた。ただ、次期型を含む777Xシリーズの開発遅延により、ボーイングは供給網を維持するため現行型の生産継続を迫られている。

ボーイングは昨年12月、777Xの認証遅れと需要の強さを理由に、777Fを追加で35機納入する許可を米連邦航空局(FAA)に申請した。FAAは今週、この申請はまだ係属中で決定は下されていないと述べた。ボーイングは、777-8Fの就航まで一部の需要に応えるため許可が必要だと説明している。

エチオピア航空向けの777Fが期限前に納入されるかどうかは不明だが、業界関係者によると、ボーイングは免除承認を得られる自信を持っているという。ボーイングは現在、777Fを月2機体制で生産している。

今回の契約は、アフリカの航空貨物市場で存在感を高めるエチオピア航空の戦略の一環とみられる。同社はアディスアベバを拠点に、アフリカ各地と中東、アジア、欧州を結ぶネットワークを拡大している。ボーイングにとっては、次期型投入までの期間を埋める受注として重要になる。

原文: Air Freight News

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