2026年1〜7月に露・カザフ国境経由の鉄道輸出貨物が前年比13.8%増の1990万トンとなり、コンテナは22万TEUに達した。
ロシア鉄道(RZD)の集計によると、2026年1〜7月にロシア・カザフスタン国境を経由した鉄道輸出貨物は前年同期比13.8%増の1990万トンとなった。コンテナ輸送は22万TEUに上る。
品目別では、石油および石油製品が440万トン(前年比1.1%増)、鉄鋼が360万トン(同9.7%増)、穀物および小麦粉が270万トン(同2倍)となった。穀物類の大幅な伸びが全体の増加を牽引した格好だ。
国境通過地点は、カニサイ、キガシュ、オジンキ、カルタルイ、オルスク、ペトロパブロフスク、ザウラリエ、クルンダ、ロコトの9か所である。このうち一部の貨物は、中国、ウズベキスタン、キルギス、トルクメニスタン向けの通過輸送として扱われる。
ロシア鉄道は、輸出貨物の安定輸送に向けて国境通過能力の強化を進めており、今回の実績はカザフスタン経由の輸送ルートが引き続き重要な役割を果たしていることを示している。
なお、本統計には石油パイプラインや自動車輸送は含まれておらず、鉄道輸送のみを対象としている。今後、国際情勢や隣国との通関手続きの効率化次第では、さらなる増加が見込まれる状況だ。
原文: SeaNews EN ↗