カザフ鉄道、貨物量3.2%増 穀物輸出1割伸長

鉄道2026年8月30日出典: Transport Corridors

カザフスタン鉄道の今年1〜7月貨物輸送量は前年同期比3.2%増の1億8440万トン。穀物輸出が1割増となるなど主要貨物で伸びた。

写真: Transport Corridors / original

カザフスタンの国営鉄道会社であるカザフスタン鉄道(KTZ)は、今年1〜7月の貨物輸送量が前年同期比3.2%増の1億8440万トンとなったと発表した。国内輸送が9720万トン、輸出が6.5%増の5340万トン。主要な貨物カテゴリーの多くで増加を記録し、ネットワーク全体の輸送量を押し上げた。

最大の貨物である石炭は3.5%増の6040万トン。このうち国内向けは3%増の4090万トン、輸出は3.1%増の1880万トンだった。穀物輸送は10%増の810万トンで、輸出が10.4%増の630万トン、国内輸送が8.6%増の180万トン。加工穀物製品の輸出は14%増の130万トンと高い伸びを示した。

同期間の非鉄鉱石輸送は1250万トン、建設資材は1130万トン。鉄鉱石は16.6%増の1380万トン、石油製品は1.5%増の1520万トン、原油は3%増の120万トン、その他貨物は4.2%増の3690万トンだった。

KTZは中央アジア最大の鉄道網を有し、中国と欧州を結ぶ輸送回廊の主要ルートとしても機能している。穀物輸出の拡大は、同国が主要な小麦輸出国であることから、輸出先での需要増が背景にあるとみられる。鉄鉱石の増加も鉱業部門の生産拡大を反映したものだ。

今回の統計は1〜7月の累計で、年間を通じた輸送量の動向は今後も注視が必要となる。KTZはインフラ老朽化への対応と輸送能力の増強を課題としており、貨物量の増加が設備投資の後押しとなる可能性がある。

原文: Transport Corridors

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