航空貨物スポット運賃6%下落、繁忙期欠如で下半期減速の兆し

航空2026年8月13日出典: Supply Chain Dive

航空貨物スポット運賃が前月比6%下落し、繁忙期の兆候が乏しいことから下半期の市況弱含みが示唆された。

写真: Supply Chain Dive / original

航空貨物スポット運賃は前月比6%下落し、繁忙期の兆候が乏しいことから、2026年下半期の市場見通しが弱含んでいることが、Xenetaの8月6日付報告で明らかになった。

スポット運賃(最長1カ月有効)は7月に1キログラム当たり3.12ドルと前年同月比28%上昇したが、前月比では6%下落した。Xenetaのチーフ・エアフレイト・オフィサーであるニール・ファン・デ・バウ氏は、荷主との会話のうち繁忙期向けチャーターの話題が出たのはわずか1件だったと述べ、「今後数カ月に対する期待の低さを示す別のシグナルだ」と指摘した。

スポット運賃は前年同月比でなお高水準にあり、5月は41%、6月は38%上昇していたが、予想通り反転し始めた。ただし、イラン戦争の継続による原油・燃料価格の変動が続く中、下落は「上昇時に荷主が経験したような大幅な下落ではなく、小幅なステップで進む」と同氏は見込む。

同氏は「航空会社は運賃を上昇時と同じ速さで引き下げることを避けるために必死に努力するだろう。運賃を早く下げることは彼らの利益にならないが、市場が前年比で下落軌道にあるため、荷主にはいくらかの救済がある」と述べた。

7月の世界の航空貨物輸送量は前年同月比4%増で、6月の8%増から減速した。北東アジアおよび東南アジアから北米向けのスポット運賃は2月下旬から7月下旬にかけて平均33%上昇した。一方、欧州から北米向けは平均27%下落した。輸送量と重量、輸送能力を考慮したグローバル・ダイナミック・ロードファクターは61%で、前年同月比2ポイント上昇した。

AI関連貨物が太平洋横断航路の需要を引き続き押し上げていると、Xenetaは報告した。

原文: Supply Chain Dive

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