マースクはジェミニサービスのAE15でジェッダ寄港を追加し、新ローテーションを発表した。

マースクは、ジェミニサービスとして運航するアジア・欧州航路AE15の寄港地ローテーションを変更すると発表した。新たにサウジアラビアのジェッダを追加することが柱で、変更はマディソン・マースク船籍の第632西航便から適用される。
新ローテーションの寄港順は、青島、光陽、寧波、タンジュンペラパス、ジェッダ、スエズ運河、ポートサイド、ダミエッタ、スエズ運河、コロンボ、シンガポール、青島となる。従来の便にジェッダを組み込み、中東地域の貨物需要に対応する狙いがあるとみられる。
ジェミニサービスは、マースクとハパックロイドが共同で運営するアライアンスで、2025年2月に開始された。両社はこれまでに、アジアと欧州を結ぶ主要航路の効率化を進めており、今回の変更もその一環として位置づけられる。
AE15は、東アジアと地中海を結ぶ重要航路で、スエズ運河経由のルートが特徴だ。今回のジェッダ追加により、紅海地域との接続が強化され、中東から欧州への輸送オプションが広がる可能性がある。
マースクは、変更に伴う詳細なスケジュールを顧客に通知しており、今後は新ローテーションに基づき運航を続ける。同社はアライアンス運航の柔軟性を生かし、需要変動に応じたサービス改善を図っている。
今回の発表は、物流業界において中東経由の航路が再評価される中で注目される動きだ。今後もジェミニサービスは、寄港地の最適化を通じて競争力を維持する方針とみられる。
原文: Container News ↗