ロサンゼルス港のバース302付近でコンテナ3個が海上に落下し、米沿岸警備隊が安全区域を設定、1個を回収した。
米ロサンゼルス港で9日、コンテナ船からコンテナ3個が海上に落下した。米沿岸警備隊が発表した。作業区域の安全を確保するため、当局は安全区域を設定するとともに、水没した2個のコンテナの位置確認と追跡を進めている。
落下はコンテナ荷役作業中にバース302付近で発生した。ロサンゼルス・ロングビーチ地区の沿岸警備隊の当直者が午前11時20分ごろに通報を受け、警備隊のボートを現場に派遣した。ロサンゼルス市消防局とロサンゼルス港湾警察も対応に加わった。沿岸警備隊は現場周辺に400ヤードの安全区域を設定した。
落下した40フィートコンテナ3個のうち、1個はすでに回収された。残る2個は水没したままだが、位置は特定され、標識が付けられている。船の積荷目録によると、コンテナ内の貨物は非危険物とされている。現場の画像から、関与した船はコンテナ船「APLダブリン」とみられるが、沿岸警備隊は船名や落下原因を正式には公表していない。
この事故は、隣接するロングビーチ港でコンテナ95個が海上に落下した事故からほぼ1年となる。2025年9月、ピアGでコンテナ船「ミシシッピ」から95個が落下し、潜水士やサイドスキャンソナー、遠隔操作機材を使った大規模な引き揚げ作業が行われた。最後のコンテナが回収されたのは2週間以上後だった。
今回の事故は規模がはるかに小さいが、水没したコンテナは位置が確認され回収されるまで航行の障害となり得る。沿岸警備隊は対応の経過とともに追加情報を公表するとしている。
原文: gCaptain ↗