米国港、9月輸入が年間最多ペース ピーク早期終了の予想覆す

港湾2026年9月14日出典: Supply Chain Dive

全米小売業協会とハケット・アソシエイツによると、主要港の9月コンテナ輸入は前年同月比9.6%増の231万TEUとなり、年間で最も繁忙な月になる見通しだ。

写真: Supply Chain Dive / original

全米小売業協会(NRF)とハケット・アソシエイツが9月9日に公表したグローバル・ポート・トラッカーによると、米国主要港の9月のコンテナ輸入量は前年同月比9.6%増の231万TEUとなり、年間で最も繁忙な月となる見通しだ。夏場に早期終了するとの見方があった海運のピークシーズンは、依然として続いている。

10月は前年同月比1.7%増の211万TEU、11月は0.9%減の200万TEU、12月は1.1%増の203万TEU、2027年1月は1%増の209万TEUと予測されている。

NRFのサプライチェーン・通関政策担当副社長ジョナサン・ゴールド氏は、中国での最近の台風と、干ばつ懸念によるパナマ運河回避の動きが、夏場からの貨物量の一部をずらしたと説明する。「ピークシーズンはほぼ終わったと思っていたが、そうではなかった」と述べた。

ハケット・アソシエイツ創業者ベン・ハケット氏によると、輸入はここ3カ月、地政学的紛争や関税政策の変更、インフレと燃料価格の上昇にもかかわらず堅調に推移している。小売売上高は力強く、貨物は比較的円滑に動いているが、船舶の遅延やサプライチェーン通過に要する時間の増加が報告されているという。

ピークシーズンは荷主の前倒し発注により例年より早く終わる可能性が当初予想されていた。8月7日時点のポート・トラッカーでは、8月の輸入量は高止まりした後、年内は徐々に減少すると見込まれていた。

ロサンゼルス港は8月に95万5907TEUを処理し、同港の5年平均を6%上回った。同港史上最も繁忙な3カ月間を締めくくった。ジーン・セロカ港務局長は9月も好調な月になるとし、勢いよく年末を迎えていると語った。

原文: Supply Chain Dive

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