中国・済南=シカゴ・ロックフォードで越境EC貨物のチャーター便運航開始

海上2026年8月7日出典: Air Cargo Week

リッチ・セール・インターナショナルが中国・済南から米国シカゴ・ロックフォード空港へのEC貨物チャーター便を8月に8便運航し、9月から週2便の定期便に移行する。

写真: Air Cargo Week / original

中国の物流企業リッチ・セール・インターナショナル(本社・上海)は、済南遥牆国際空港(TNA)から米国シカゴ・ロックフォード国際空港(RFD)への越境電子商取引(EC)貨物のチャーター便運航を開始した。8月中にアトラス航空が8便を運航し、9月からは週2便の定期便に移行する。

RFDのザック・オークリー専務理事は「中国〜北米間は航空貨物で最大級の路線の一つであり、現在はECがその中心を担っている。当空港は米国へのEC輸入の最前線拠点として、中国や東南アジアからの便数を増やしながらサービスを拡充している」と述べた。また、ロックフォードは大型旅客ハブ空港に比べて混雑や制約が少なく、着陸からエンジン停止まで最短5分という効率的で柔軟な運用が可能で、EC貨物に適していると説明した。

リッチ・セールは越境EC分野に特化したフォワーディング・物流企業で、ジャッキー・ウー社長は「EC貨物には迅速で柔軟な運用が求められるが、旅客ハブ空港では貨物が後回しにされることが多い。米国への入り口を評価した際、ロックフォードは貨物専用の運用体制を備えており、顧客に効果的なサービスを提供できる点で際立っていた」とコメントした。

荷降ろしと中西部各地への陸上輸送には、ゲートウェイ・セールス・アンド・ソリューションズが手配した10台のローボーイトレーラーが使用され、ドライバーの待ち時間をなくした。

今回の発表は、RFDが7月に仁川国際空港からDSVの週1便貨物便を就航させたことに続くもので、同空港の国際貨物ハブとしての機能強化が進んでいる。今後、中国発のEC貨物の需要拡大に伴い、同路線の輸送量はさらに増加する見込みだ。

原文: Air Cargo Week

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