世界航空貨物量が前週比3%減、アフリカ発が最大の減少

航空2026年8月7日出典: Air Freight News

世界の航空貨物輸送量が前週比3%減となり、アフリカ発が7%減と最大の落ち込みを示した。

写真: Air Freight News / original

WorldACDマーケットデータの週次統計によると、7月20〜26日の第30週における世界の航空貨物輸送量(有償重量ベース)は前週比3%減となった。輸送容量は同1%減にとどまったが、航空燃油価格の上昇が運賃を下支えし、価格は安定した。地域別ではアフリカ発が同7%減と最も大きく落ち込み、アジア太平洋発も同5%減となった。欧州と中東・南アジア(MESA)は同2%減、北米と中南米は同1%減だった。

過去2週間をその前の2週間と比較した2週間ベース(2Wo2W)でも、総輸送量は2%減となった。北米発が2%増となった一方、アフリカ発は6%減、アジア太平洋発は3%減と減少が目立つ。全体的な減少は例年同時期に見られる季節的な鈍化と重なるが、地域ごとの事情が輸送動向に影響を与えている。

ペルシャ湾岸の紛争継続はMESA発の荷動きに重くのしかかり、欧州向けは前週比2%減、米国向けは同1%減となった。特にドバイ発は米国・欧州向けとも同14%減と急減した。一方、南アジア発米国向けは増加した。

アフリカ発の減少(前週比7%減)は大陸全体に広がっており、欧州向けの減少が全体の約5割を占める。北アフリカと東アフリカが中心で、紅海の混乱や中東系航空会社の運航停止も影響した。

アジア太平洋発は2Wo2Wで域内向けと他地域向けが軒並み減少し、北米向けのみ横ばいだった。前週比では域内向けが7%減と全体の6割近くを占め、欧州向け4%減、MESA向け6%減が続いた。国・地域別では、日本発の欧州向けが17%減と最大の落ち込みを示した。香港発欧州向けは前週比1%減で、前年同月比では23%減となった。台風ノウルの影響で航空便が欠航したことが一因とみられる。

原文: Air Freight News

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