カザフスタン鉄道子会社KTZエクスプレスは、成都国際鉄道港と会談し、中国・カザフスタン・欧州間の輸送量拡大で一致した。

カザフスタン鉄道の物流子会社であるKTZエクスプレスは、中国・カザフスタン・欧州間の輸送連結を拡大するため、中国側パートナーとの国際協力を強化している。この取り組みの一環として、同社のカパル暫定CEOは、成都国際鉄道港投資開発有限公司の潘建華会長と会談し、既存の物流サービスの発展と国際輸送量増加に向けた新たな機会の特定に取り組んだ。
会談では、中国四川省最大級の輸送・物流ハブであり、中欧班列の主要出発点である成都国際鉄道港の運用に特に焦点が当てられた。同港は欧州、中央アジア、ロシア、東南アジアへの鉄道接続を提供し、西部陸海新通道に沿った貨物輸送も担っている。
協議では、中国とカザフスタン間の現在の輸送動向と、今後の貨物量増加の可能性が議論された。特に、欧州向け貨物の拡大と新たなコンテナサービスの開始に向けた重要ルートとして、カスピ海横断国際輸送ルートの開発に重点が置かれた。
会談の結果、KTZエクスプレスと成都港は、ルート網の拡大、国際物流チェーンの強靱性向上、中国・カザフスタン・欧州諸国間の輸送量増加を目指す共同プロジェクトの開発に取り組むことを再確認した。両者は今後、具体的な協力案件を進める方針だ。
今回の合意は、中国西部から中央アジアを経由し欧州へ至る中間回廊ルートの利用拡大につながる可能性がある。同ルートは、既存の北方ルートに比べて輸送日数やコスト面での利点が指摘されており、国際物流の多様化が進む中で両者の連携強化が注目される。