米商務省、鉄鋼・銅派生品14品目に232条関税を提案

貿易2026年8月6日出典: Supply Chain Dive

米商務省は鉄鋼・アルミ・銅の派生製品14品目に232条関税を課す案を公表し、8月27日まで意見募集を行う。

写真: Supply Chain Dive / original

米商務省は8月6日、鉄鋼・アルミニウム・銅の派生製品14品目に232条関税を課す提案を連邦官報に掲載し、意見募集を開始した。対象には真鍮製管楽器や床用金庫、タンクトレーラー、セミトレーラーなどが含まれる。

税率は大半の品目で25%となる。農業用・産業用機器と液化プロパン・酸素・プロペン用の鋼製容器は例外で、農業用の自積み・自降ろしトレーラーは15%、自走式クレーンや移動式門型フレーム、ストラドルキャリアは原産国と製造方法に応じて税率が変わる。鋼製容器は内容物ではなく容器自体に50%の関税が課される。

提案は商務省の連邦規則制定ポータルを通じて8月27日まで意見を受け付ける。今回の措置は、トランプ政権による鉄鋼・アルミ・銅とその派生製品を巡る一連の関税措置の一環だ。

4月にはトランプ大統領が、鉄鋼・アルミ・銅でほぼ全て作られた製品に50%、これらの金属を「実質的に」使用した派生製品に25%の関税を課す大統領令に署名した。対象には鋼製調理器具や銀食器、ディーゼル機関車、セミトレーラー牽引トラックが含まれていた。

6月には特定の農業用・産業用製品の税率を引き下げる別の大統領令が出された。コンバインやハーベスターは4月に設定された25%から15%に引き下げられ、一部のHVACシステムと部品も同様の扱いを受けた。

さらに米国は232条の鉄鋼・アルミ関税対象品目リストを拡大しており、税関・国境警備局の通達で追加品目が示されている。商務省の新提案はこうした動きに続くもので、関税対象の範囲がさらに広がることになる。

原文: Supply Chain Dive

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