EU新関税で香港発欧州航空貨物が24%減

航空2026年7月27日出典: Air Cargo Week

EUの関税規則変更を受け、香港発欧州向け航空貨物が5週連続で減少し、週29時点で前年比24%減となった。

写真: Air Cargo Week / original

欧州連合(EU)が7月1日に150ユーロ以下の輸入品に対する免税措置を撤廃し、新たな関税手数料と報告義務を導入したことを受け、香港発欧州向け航空貨物量が急減している。最新の週次データによると、週29(7月15日週)の香港発欧州向け重量は前年同期比24%減となり、5週連続の減少となった。

中国発欧州向けも影響を受け、週29の前年比は10%減となった。一方、太平洋横断ルートは比較的堅調で、週29の中国発米国向けは前年比19%増、香港発米国向けは8%増を記録した。アジア太平洋発米国向け全体でも前年比15%増となっている。

アジア太平洋発欧州向けは週28、29の2週間で前年比13%減と低迷した。スポット運賃も軟化傾向にあり、中国発欧州向けは1キロ当たり4.17ドルまで下落したが、それでも前年水準は上回っている。

世界全体の航空貨物運賃は依然として高止まりしており、平均は1キロ当たり3.00ドルで前年比23%増となった。地政学的な混乱が続く中でも輸送能力はわずかに増加している。

WorldACDマーケットデータによると、香港発欧州向けは7月1日の新規則施行前後で急落し、7月中旬には前年同期および6月初旬の水準を20%以上下回った。週29の減少幅は前週比5%にとどまったものの、減少傾向は当面続く見通しだ。

原文: Air Cargo Week

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