スウェーデンの投資会社EQTリアルエステートが、米国の物流不動産11カ所を2億6800万ドルで取得した。

スウェーデンの投資会社EQTリアルエステートは、米国内6大物流市場に位置する計11カ所の物流資産を2億6800万ドルで取得したと明らかにした。総面積は280万平方フィートに達し、取得した資産はすべて現在満室稼働の状態だ。
ポートフォリオは2014年以降に竣工した比較的築浅の資産で構成される。平均天井高は33フィート、資産1件当たり平均22カ所のドックハイドアを備えるなど、現代的な物流施設の基準を満たしている。テナントの加重平均賃貸期間は7年だった。
テナント構成は食品飲料、包装、大量輸送、eコマース、航空など多様な業種にわたる。資産タイプ別では大量配送物流が63%と最大の比率を占め、軽工業資産が26%、ラストマイル配送資産が11%で続いた。
ストックホルムに本社を置く世界的投資グループEQT ABの不動産部門であるEQTリアルエステートは、現在100以上の機関投資家を対象に590億ドル以上の運用資産を管理している。今回の取得は、ING キャピタルがEQTの不動産コアプラスファンドIVに提供した資金を通じて行われた。
ING キャピタルの米州地域商業用不動産統括責任者であるクレイグ・ベンダー氏は「今回の取引は、複雑なポートフォリオ取得を進めるスポンサーに対して当社の不動産チームが提供できる創造的かつ柔軟な金融ソリューションを反映している」と述べた。続けて同氏は「物流のファンダメンタルズは依然として堅固だ」とし、「米国内最高の不動産プラットフォームの一つであるEQTリアルエステートを支援できることをうれしく思う」と付け加えた。
市場では、今回の大型取得が米国物流不動産に対するグローバル資本の継続的な関心を示す事例だと見ている。特に長期賃貸契約が締結された資産を中心としたポートフォリオ取引が、今後の物流不動産市場の主要な流れにつながる可能性が注目される。
*出典:DC Velocity*