グリーンプロジェクト、Optera買収 供給網脱炭素基盤構築

物流2026年7月15日

米グリーンプロジェクトがOpteraを買収し、AI気候管理プラットフォームを構築、供給網の脱炭素化を拡大する。

写真: DC Velocity / original

ニューヨークに本拠を置く供給網脱炭素化企業グリーンプロジェクトテクノロジーズ(Green Project Technologies)が、コロラド州の炭素会計・報告ソフトウェア企業オプテラ(Optera)を買収したと5日(現地時間)発表した。両社が結合してAI気候管理プラットフォームを構成する。具体的な買収条件は公開されていない。グリーンプロジェクトはオランダの環境公示・規制ソリューション提供企業ACTグループの子会社である。

今回の買収を通じてグリーンプロジェクトは、オプテラの10年間にわたる企業炭素管理の経験と、自社の供給網参加・再生可能エネルギー調達インフラを統合する。同社は「企業とすべての協力会社が置かれた状況に合わせ、測定から実行へ転換できる単一プラットフォームを提供する」と説明した。

今回の措置はグリーンプロジェクトの連続的なM&A戦略の一環である。同社は2025年にエミットワイズ(Emitwise)を、2026年6月にゼロウト(Zeroute)をそれぞれ買収した。さらに最近、ギキ(Giki)、フレキシダオ(FlexiDAO)、ハウグッド(HowGood)と戦略的パートナーシップを締結し、脱炭素エコシステムの拡大に拍車をかけている。

世界的な規制環境の変化が今回の買収の背景として作用した。グリーンプロジェクト側は、カリフォルニア州のSB253(気候企業データ責任法)、EUの企業持続可能性報告指令(CSRD)、EUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)などが、自発的な持続可能性公示を北米と欧州で法的義務に転換しつつあり、同様の圧力が世界市場全体で拡大していると分析した。

サム・スターク・グリーンプロジェクト最高経営責任者(CEO)は「持続可能性業界は数年間測定に集中してきたが、企業は依然として格差を解消する方法を分かっていない」と述べ、「ACTグループのグローバルインフラを基盤に、測定から実行へ移行させるプラットフォームが誕生した」と強調した。スコープ3は依然として公示負担、協力会社リスク、調達コストの最大の要因であり、企業が解決するのが最も難しい課題として指摘される。

市場では今回の統合が、供給網全体の炭素データの可視性を高め、規制対応を加速させる契機になると見込まれている。業界専門家は、企業が単純な排出量計算を超えて実質的な削減措置へ移行する転換点になり得ると評価した。

*出典: DC Velocity*

脱炭素供給網M&AESG炭素会計

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