カザフスタンのクーリク港が昇降式トランスファーブリッジを更新し、鉄道フェリーの1航海あたり積載量を40両から50両に増やした。

カザフスタンのクーリク港が、PPM-1とPPM-2の昇降式トランスファーブリッジの大規模な更新を完了した。クーリク港とカザフスタン運輸省が共同で実施した。カスピ海航路のフェリー輸送力と荷役効率が向上する。
更新により、鉄道フェリー1航海あたりの積載車両数は従来の40両から50両に増え、船舶を追加せずに輸送力が20%拡大した。鉄道フェリーの荷役時間は18時間から12時間に短縮され、車両フェリーのターンアラウンドタイムも10時間から6時間に短くなった。
改良は、岸側の設備と船のデッキをつなぐブリッジの油圧構造の再構築によって実現した。ブリッジの形状変更と連結機構の更新により、車両の積み下ろしが円滑になり、バースでの船舶の待ち時間も減った。
ターンアラウンドの短縮により、港は既存のインフラのまま扱える貨物量を増やし、フェリー船隊をより効率的に運用できる。カスピ海輸送の需要が伸び、地域の物流網により大きな輸送力と信頼性が求められる中での効果となる。
今回の更新は、アジア市場と欧州を結ぶトランス・カスピ海国際輸送ルート(TITR、中部回廊とも呼ばれる)におけるクーリク港の役割を強める。インフラのボトルネックを解消することで、増加する穀物、石油製品、化学品、肥料の輸送に対応しやすくなる。