ニューリー、物流費削減へ自動化拡大 フルフィルメント拠点を増強

海上2026年9月4日出典: Supply Chain Dive

アーバンアウトフィッターズ傘下の衣料品レンタル「ニューリー」が、ミズーリ州カンザスシティー郊外のフルフィルメントセンターに自動化機器を導入し、物流費の削減を進める。

写真: Supply Chain Dive / original

衣料品レンタル定額サービス「ニューリー」を展開するアーバンアウトフィッターズは、主力のフルフィルメントセンターを拡張し、自動化投資を加速する。同社のデビッド・ヘイン社長は8月26日の決算説明会で、物流費の圧縮に向け、搬送・仕分け・ピッキングの各工程で自動化を段階的に導入すると明らかにした。

ニューリーはミズーリ州カンザスシティー郊外の施設を拡張し、延べ床面積を93万平方メートル(約100万平方フィート)に増やした。これにより、最大60万人の会員に対応できる体制を整えた。ヘイン社長は「顧客への配送、返却品の受け取り、洗濯、検品といった業務は、多くの投資と継続的な改善が必要だ」と述べ、自動化によって効率化を図る考えを示した。

具体的には、衣料品の収納を自動化するシステムを今月中に稼働させ、注文品の自動仕分けシステムを第4四半期に導入する。さらに、自動ピッキングシステムを来年半ばに稼働させる計画だ。ヘイン社長は「可能な限り多くの工程を自動化し、物流費を削減したい」と強調した。

自動化への投資は、増加する需要に対応するためだ。アーバンアウトフィッターズのサブスクリプション部門(ニューリーを含む)の純売上高は、7月31日に終了した四半期に前年同期比で28.6%増加した。平均アクティブ会員数は30.4%増と大幅に伸びており、物流負荷が高まっている。

ニューリーはカンザスシティーで構築した自動化ノウハウを、2028年末に開業予定のフィラデルフィア郊外の新施設にも活用する。この施設は現在の東海岸拠点を3万平方メートル(約30万平方フィート)から10万平方メートル(約100万平方フィート)に拡張し、対応可能な会員数を20万人から60万人に引き上げる。ヘイン社長は「このプロジェクト完了後、ニューリーのネットワーク全体で約120万人の会員を、より効率的な運用で支えることになる」と述べた。

アーバンアウトフィッターズは2027年度に設備投資として約4億7500万ドル(約680億円)を計画しており、その約半数を物流・自動化分野に充当する方針だ。

原文: Supply Chain Dive

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