チョバニがペンシルベニア州の工場を12億ドルで取得・拡張し、高たんぱく牛乳などを生産する新拠点とする。

ギリシャヨーグルト大手のチョバニは9月4日、米ペンシルベニア州アレンタウンの工場を買収・拡張するため12億ドルを投じると発表した。同工場はケアリッグ・ドクターペッパーから1億2500万ドルで取得するもので、900人以上の雇用を創出し、同社の成長に向けた「主要な新ハブ」となる。2021年に稼働したこの施設では、従来の牛乳よりたんぱく質が多く糖分が少ない牛乳を生産する。この牛乳は高たんぱくシェークなどの新製品に使用する計画だ。
アレンタウンへの投資は、チョバニが米国内の製造ネットワーク全体で進める40億ドル超の投資計画の一環である。同社は過去3年間、年率20%の成長を記録しており、将来への投資を継続する自信につながっている。
チョバニは2025年にもアイダホ州ツインフォールズの工場拡張に5億ドル、ニューヨーク州ロームの食品製造工場に12億ドルを投資すると発表していた。約20年にわたり低糖質・クリーンラベル・高たんぱくのスナック菓子を中心としたポートフォリオを構築してきた同社には、利便性と栄養価を兼ね備えた食品を求める消費者の追い風が続いている。
ポートフォリオは主力のヨーグルトに加え、コーヒークリーマーやラ・コルンベ・コーヒー、植物性食品メーカーのデイリーハーベストまで広がる。全事業が急成長していると同社は説明する。
アレンタウン工場は米国人口の約40%が居住する圏内に位置し、大消費地へのアクセスが良い。同社は5年間で最大10本の生産ラインを設置し、既存製品の拡大と新製品開発を進める計画だ。