dnata、ドバイで貨物管制センターを刷新 10秒単位の統合監視体制に

海上2026年8月30日出典: Cargo Forwarder

dnataがドバイ国際空港の貨物管制センターを統合型司令センターに刷新し、両空港の貨物動向を10秒間隔で一元的に監視する体制を構築した。

写真: Cargo Forwarder / original

dnataはドバイ国際空港(DXB)の既存貨物管制センターを、新たなCargo Integrated Command Center(CICC)として刷新した。この施設はDXBとドバイ・ワールド・セントラル空港(DWC)の貨物関連動向を10秒間隔で更新するデータを一元管理し、チームがほぼリアルタイムで全体像を把握できる中枢拠点となった。

2025〜26会計年度にdnataが両空港で取り扱った貨物量は100万トン超、航空機の動きは18万9,000回、トラックの動きは4万6,000回に上る。この規模を背景に、ドバイは世界の貨物ハブとしての地位強化を進めており、IATAによると2025年の世界の航空貨物需要は前年比3.4%増となっている。

CICCの中核となるダッシュボードは、dnataの主要システム3つを統合する。リアルタイムで業務動向を追跡するOne Cargo、DXBとDWCでのトラックの動きを監視する予約・ドック管理システム、陸側業務とラストマイル配送を扱うCalogiである。これらを組み合わせることで、貨物の輸送過程全体を把握し、遅延を引き起こす前のボトルネック検知や、部門・施設間の迅速な連携が可能になった。

dnataのグループ最高経営責任者であるナビル・スルタン・アル・ムール氏は、貨物業務は毎日数千の相互に関連する活動が発生し、規模を維持するには業務の可視化が不可欠だと指摘する。今回の高度化は、運営モデルとインフラを継続的に進化させ、ドバイの物流ハブとしての地位を強化する取り組みの一環であり、人材・システム・業務データの統合により、複雑化する業務と今後の成長に対応する基盤を築くと述べた。

原文: Cargo Forwarder

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