デカルト、フレートブローカー向けTMSのタイ社を1億ドルで買収

海上2026年8月25日出典: DC Velocity

サプライチェーンソフト大手のデカルト・システムズ・グループが、フレートブローカー向け輸送管理のタイ社を1億ドルで買収した。

写真: DC Velocity / original

サプライチェーンソフトウエア大手のデカルト・システムズ・グループは現地時間2月24日、輸送管理システムを手がけるタイ社を1億ドルで買収したと発表した。タイ社はカリフォルニア州に拠点を置き、フレートブローカー向けの高度な輸送管理ソリューションを提供している。デカルトによる買収は2017年以降で34件目、2026年に入ってからは4件目となる。

デカルトによると、タイ社はAIを活用した輸送管理プラットフォームを提供しており、フレートブローカーの業務遂行システムとして機能する。同プラットフォームはフルトラック輸送、LTL輸送、ドレージ、国境を越えた輸送など、輸送のライフサイクル全体を管理する。見積もり、輸送会社の選定、荷役の実行、請求、顧客対応を単一のワークフローに統合することで、ブローカーの業務自動化と迅速な意思決定を支援する。

デカルトの輸送管理部門のアソシエイトゼネラルマネジャーを務めるアンドリュー・ワイマー氏は「フレートブローカーは北米の輸送を効率的に実行する上で荷主と輸送会社をつなぐ重要な役割を果たしている。今回の買収により、ブローカー向け輸送管理機能を拡張し、取引データや輸送実行データをデカルト・グローバル・ロジスティクス・ネットワークに加えることができる」と述べた。

デカルトのエドワード・J・ライアン最高経営責任者(CEO)は「タイ社は輸送会社の受け入れ、コンプライアンス、不正防止、リアルタイム可視化といった当社の強みを補完する。両社のソリューションを組み合わせることで、ブローカーが変化に対応し、輸送実行を合理化し、営業利益率を改善し、顧客と輸送会社との関係を強化し、デジタル変革を支援する大きな機会がある」と買収の意義を説明した。

デカルトはカナダのオンタリオ州に本社を置き、物流・サプライチェーン向けソフトウエアを世界的に展開している。同社は近年、買収を通じて事業を急速に拡大しており、今回の買収もその一環と位置づけられる。買収完了後、タイ社の技術はデカルトの既存製品と統合され、フレートブローカー向けの機能強化が図られる見通しだ。

原文: DC Velocity

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