サウディア・カーゴ、B777F4機導入 ダッカ〜フランクフルト線開設

海上2026年8月23日出典: Cargo Forwarder

サウディア・カーゴがB777F4機をリース導入し、ダッカ〜フランクフルトの定期貨物便を新設した。

写真: Cargo Forwarder / original

サウディア・カーゴは、貨物専用機ボーイング777Fを4機導入するとともに、バングラデシュのダッカとドイツのフランクフルトを結ぶ定期貨物便を新たに開設した。機材はリース会社のドバイ・エアロスペース・エンタープライズ(DAE)が購入・リースバック方式で供給する。初号機は2026年10月、最終機は2027年5月に納入される見込みだ。

DAEはサウジアラビアの国営航空会社と購入・リースバック契約を結び、取得した機体を長期リースで提供する。DAEのフィロズ・タラポア最高経営責任者は「4機のボーイング777Fの購入・リースバック契約をサウディアと結べたことをうれしく思う。この取引は高品質で需要の高い機材を航空会社顧客に提供し続けるという当社のコミットメントを反映している」とコメントした。

DAEはドバイ、ダブリン、ロンドン、アンマン、シンガポール、マイアミ、シアトル、サンフランシスコの8拠点から80カ国以上、200超の航空会社にサービスを提供している。保有・管理する機材はエアバス、ATR、ボーイングを合わせ約1000機で、総額は350億ドルに上る。最近ではオーストラリアのマッコーリー・エアファイナンスを買収し、今後5年間で約150億ドル相当の新規機材を追加する2つの共同投資プログラムも発表している。

ダッカ〜フランクフルト線の開設は、サウディア・カーゴの大陸間ネットワークを拡大し、国際貨物の輸送時間を短縮する。バングラデシュはアジアの主要な製造・輸出拠点で、特に既製服、繊維製品、生鮮品の輸出が多い。一方、フランクフルトは欧州の主要物流ハブであり金融センターでもある。新路線により、フォワーダーや荷主は欧州の主要な消費・産業市場へのアクセスが容易になるとしている。

同社はサウジアラビア政府が後押しするリヤド・エアの台頭に対応し、運航・グローバルネットワーク拡大戦略を継続している。今回の機材導入と新路線開設もその一環で、貨物事業の競争力強化を狙う。

原文: Cargo Forwarder

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