BNSF鉄道がフェニックス〜北テキサス間で速達インターモーダル輸送を開始、週6日運行で需要に対応。

BNSF鉄道は8月10日の発表で、フェニックスからダラス・フォートワース間を結ぶインターモーダル輸送サービスの提供を開始した。この新路線は米南西部の二大市場に対応するもので、輸送リードタイムは3日余りとなる。顧客需要の高まりを受け、運行頻度は週6日を確保する。
輸送大手のBNSF consumer products部門のジョン・ガブリエル副社長は、国内物流の繁忙期を前にキャパシティー確保を求める顧客が増えており、輸送コスト管理の選択肢としてこのサービスを位置づけていると説明する。
今回のサービス開始は、フェニックス地域に同社が計画する2番目のインターモーダル施設の整備に向けた布石とみられる。アリゾナ州に建設中のロジスティクスパーク・フェニックスは、2027年前半に第1期分が開業する予定で、同地域の経済成長とサプライチェーン投資を支える役割を担う。同社は、この施設を産業開発とインターモーダルインフラを結び付ける物流パーク戦略の一環と位置付け、顧客向けにさらなるサプライチェーン効率を提供するとしている。
BNSFは今年、大型投資を相次いで実施している。カリフォルニア州バストーには、鉄道ヤードやインターモーダル施設、トランスロード倉庫を備える4500エーカーの総額40億ドルの鉄道施設、バストー・インターナショナル・ゲートウェイ計画を推進中だ。
北テキサスとフェニックスはともに人口増加が続く消費市場であり、小売りや製造業を中心に輸送需要の拡大が見込まれる。新サービスの投入により、同区間における鉄道輸送のシェア拡大が期待される。