Oceans Network Expressは2026年9月16日から長距離・短距離航路で緊急燃料サーチャージを改定し、ドライ120ドル、リーファー160ドルとする。

Ocean Network Express(ONE)は、2026年9月16日から長距離航路と短距離航路の全サービスで緊急燃料サーチャージ(EFS)を改定する。ドライコンテナとリーファーコンテナの双方に適用され、長距離航路では往航と復航で異なる料率を設定する。
新料率は、長距離航路の往航でドライが1TEUあたり120ドル、リーファーが160ドル。復航ではドライが60ドル、リーファーが80ドルとなる。短距離航路では全方向でドライ60ドル、リーファー80ドルを適用する。
改定は米国、米領サモア、プエルトリコ、グアム、サイパン、ハワイ、カナダを対象とするFMC規制航路を含む全航路で同日に発効する。ただし、規制当局の承認や通知期間が必要な場合は、これに従う。サーチャージは別途通知があるまで継続される。
ONEは市場動向を注視し、状況の変化に応じてEFSを調整するとしている。同社は燃料費の変動を運賃に反映するため、定期的にサーチャージを見直している。今回の改定は、国際燃料価格の推移を踏まえた措置とみられる。
ドライとリーファーで異なる料率を設定したのは、温度管理を要するリーファー貨物のエネルギー消費量を考慮したためだ。長距離航路で往航と復航の料率に差を設けたのは、貿易不均衡によるコンテナ需給の違いを反映したものだ。短距離航路では全方向で同一料率とする。
荷主にとっては、9月中旬以降の輸送コストが現行よりどの程度変わるかが焦点となる。特に欧州や北米向け輸出を手掛ける企業は、新料率の影響を注視する必要がある。ONEは今後も市況に応じてEFSを柔軟に見直す方針で、改定の動向が他の船社にも波及する可能性がある。
原文: Container News ↗