北極海航路のコンテナ船運航が2026年に過去最多の25隻超を見込み、韓国企業パンスター shipping が初参入する。

北極海航路(NSR)を経由するコンテナ船の運航が、2026年に過去最多となる25回以上に達する見通しだ。これは2025年の15回、2024年の11回から大幅な増加で、北極海航路の利用が急速に拡大していることを示す。
今年は韓国船会社として初めての運航も予定されている。パンスター海運が自社の北極海航路サービスを開始し、2,786TEU型の「パンスター・アクロ」(元HMMモンバサ)を投入する。この船は2026年8月1日付でHMMからパンスター海運が取得したもので、8月22日に釜山を出発する予定だ。
北極海航路は、スエズ運河経由と比べてアジアと欧州の間の距離を大幅に短縮できるため、輸送日数の削減と燃料費の節約が期待されている。一方で、厳しい氷況や航行期間の制限、保険料の高さといった課題も残る。
ロシア政府は北極海航路の通航量を増やすため、通航料金の優遇やインフラ整備を進めており、コンテナ船の運航が増える背景となっている。韓国船会社の参入は、北極海航路の国際的な利用が広がる一歩となる可能性がある。
今後、他国の船会社が追随するかどうかが注目されるが、現時点で具体的な計画は明らかになっていない。北極海航路の今後の動向は、国際海運のルート選択に影響を与える可能性がある。
原文: Linerlytica ↗