ハパックロイド、アジア発北米向け9月から2000ドル値上げ

海上2026年7月31日

ハパックロイドが北米航路の運賃・割増料金引き上げを発表した。

写真: Container News / original

ハパックロイド(Hapag-Lloyd)は、アジア・中東発北米向け貨物を対象に一般運賃値上げ(GRI)と繁忙期割増料金(PSS)をそれぞれ引き上げると発表した。両施策とも1コンテナ当たり2000ドルの値上げ幅が適用され、9月1日から実施される。

GRIの適用対象は、インド亜大陸、パキスタン、中東から米国・カナダ向けの貨物である。ドライコンテナ、冷凍・特殊コンテナを含む20フィートおよび40フィートコンテナ貨物が適用対象であり、ハイキューブ機材も含まれる。2026年9月1日付でゲートインが完了した全てのコンテナに適用され、以後の通知があるまで有効となる。

ハパックロイドはこれとは別に、同地域発北米向け貨物に対する繁忙期割増料金も引き上げる。この割増料金の出発地には、インド亜大陸、パキスタンに加え、サウジアラビアのジェッダ(Jeddah)が特定されている。到着地は北米全域で、GRIより広い範囲に賦課される。

PSSは2026年9月1日の運賃算定日基準で出航する船積み分から、1コンテナ当たり2000ドルが賦課される。GRIと同様に20フィートおよび40フィート規格のドライコンテナ、冷凍・特殊コンテナおよびハイキューブ機材が全て割増対象に含まれ、別途終了通知があるまで有効となる。

今回の発表では両割増料金が同じ2000ドルに設定されたが、それぞれの制度の適用出発地と詳細条件は異なる。GRIはインド亜大陸、パキスタン、中東全域を包括する一方、PSSでは中東地域のうちジェッダが具体的に明示されている点が目立つ。

世界の船社は通常、第3四半期の繁忙期を控えて相次いで運賃・割増料金の引き上げに乗り出す傾向がある。市場関係者は、円滑な船腹確保のため荷主による先制的な物量確保の動きが続くとみている。

*出典: Container News*

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