CMA CGMは8月中旬からアジア-北欧、アジア-地中海、北欧-アジアなど3航路のFAK運賃を引き上げる。40フィートコンテナ基準で北欧行き6,200ドル、地中海行き5,800ドルなど新たなFAK水準を設定した。

フランスの船社CMA CGMは、来る8月15日付でインド亜大陸および紅海発の主要航路のFAK(全品目)運賃を一斉に改定すると発表した。今回の運賃表は今後の告知があるまで有効となる。
まず、インド亜大陸から中米、カリブ海および南米西岸向け貨物の運賃が新たに適用される。ブエナベントゥーラ、サンアントニオ、カヤオおよびグアヤキル行きは20フィート・40フィートコンテナともに8500ドルに設定された。一方、ラグアイラおよびプエルトカベジョ行きは最も高い水準となった。それぞれ20フィートコンテナ当たり1万350ドル、40フィートコンテナ当たり1万750ドルと公示された。
続いて、紅海発北欧、地中海、北アフリカ航路のFAK運賃も変更した。ドライカーゴを対象とし、北欧行きはコンテナ当たり5400ドル、地中海行きは5500ドル、北アフリカ行きは6200ドルとなった。当該運賃は出発港での本船出航日を基準に適用される。
インド北西部、インド南東部、スリランカおよびパキスタン発の北欧・地中海・北アフリカ行き運賃もこの改定に含まれる。改定後の運賃は北欧・地中海行きがコンテナ当たり7500ドル、北アフリカ行きが8500ドルとなる。
CMA CGM側は、今回のFAK運賃には基本海上運賃と燃料油割増料が含まれていると説明した。ただし、ターミナル貨物取扱手数料(THC)、セキュリティ関連の割増料、その他現地費用は別途課される場合があると付け加えた。
市場では、8月の繁忙期を前に特定地域発の運賃が需給変数に応じて細かく調整されていることを示す動きとして受け止めている。今回の発表により、インド亜大陸と南米・欧州を結ぶ航路の運賃水準が一斉に見直されることになる。
*出典:Container News*