LA港、6月として過去最高 100万TEU突破

海上2026年7月16日

米ロサンゼルス港が6月単月で100万TEUを突破し、開港118年で6月として過去最高の実績を記録した。

写真: Photo: Rosy Ko / Unsplash / unsplash

米ロサンゼルス港が6月の1カ月間で100万TEUを超え、開港118年にして6月として過去最高の実績を記録した。ロサンゼルス港によると、6月のコンテナ取扱量は100万2734TEUと集計され、月間物動量が100万TEUを超えたのは史上3回目となる。西半球の港湾で単月基準100万TEUを突破した事例は今回が初めてだという。

6月の物動量は前年同月比12%増加した。これは小売業者やメーカーが関税政策の変化や燃料費上昇、世界的なサプライチェーンの不確実性の中で船積みを前倒しし、輸入需要が強く維持されたことによるものと分析される。ジーン・セロカ・ロサンゼルス港湾局長は「既存の船舶の滞船や貨物遅延なしにこうした成果を上げた」と強調した。

内訳を見ると、輸入積載コンテナは53万558TEUで前年比13%増加し、歴代3番目に高い月間記録を更新した。一方、輸出積載コンテナは12万6365TEUで前年と同水準にとどまった。空コンテナは34万5811TEUで前年比17%増加し、これはアジア地域への機器回送需要を反映した結果と分析される。

セロカ局長は港の定例ブリーフィングで「企業は非伝統的な季節パターンに従うよりも、有利な条件が形成されるたびに貨物を移動させる方式で貿易環境に対応している」と説明した。この日のブリーフィングにはダートマス大学のダグラス・アーウィン教授が出席し、関税と世界貿易の見通しについて意見を交わした。

今年上半期のロサンゼルス港累計取扱量は512万2603TEUで、前年同期比3%増と集計された。市場の一部では、米国の関税政策の方向性と燃料費の変動性が今後の物動量の流れを左右する主要変数として挙げられている。

*出典: Port of Los Angeles*

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