ノーフォーク・サザンがシュナイダーの東海岸における主要鉄道プロバイダーとなり、両社で東部の国際複合一貫輸送を拡大する。

米鉄道大手ノーフォーク・サザンと物流大手シュナイダー・ナショナルは、米国東部における国内インターモーダル(複合一貫輸送)の輸送能力を拡大するため提携すると発表した。ノーフォーク・サザンがシュナイダーの東海岸における主要鉄道プロバイダーとなる。
移行は来月から始まり、両社は2027年1月1日を正式な実施日と位置づけている。シュナイダーのジム・フィルター社長兼最高経営責任者(CEO)が決算説明会で明らかにした。両社の代表者で構成する移行専任チームはすでに発足している。
シュナイダーは従来、2008年からCSXを主要鉄道プロバイダーとしてきた。ノーフォーク・サザンの東部鉄道網とインフラ投資に、シュナイダーのインターモーダルサービスや資産を組み合わせる。シュナイダーのマイケル・バウムガート上級副社長(インターモーダル・ロジスティクス担当)は、主要東部鉄道プロバイダーの移行により主要市場へのアクセスが広がり、ネットワークの柔軟性が高まると述べている。
ノーフォーク・サザンは22州にまたがるインターモーダル網への投資を進めている。シンシナティ―アトランタ間の新サービスや、中西部―ニューイングランド間のダブルスタック(二段積み)輸送に対応するための高さ改良のほか、オハイオ、ミシガン、ノースカロライナ、イリノイ各州でのターミナル拡張を手掛ける。複数の施設で舗装やトラックアクセス路、保管エリアの改善も進める。
シュナイダーは地域および長距離のトラックロード、速達、専用、バルク、インターモーダルを手掛け、23,900台のシャシーと26,800個のコンテナを保有する。北米には60以上のインターモーダル鉄道ハブを持つ。
今回の提携は、ノーフォーク・サザンがユニオン・パシフィックとの合併を進める中で発表された。フィルター氏は、この合併構想がノーフォーク・サザンとの契約にとって「ケーキの上のアイシング」に当たると述べた。両社の組み合わせが実現すれば、新たなシングルラインサービスや接続性の改善を通じて追加の利点が生まれ得るとしている。