世界の主要コンテナ運賃指数が最新評価でそろって上昇したが、アジア欧州航路は指数によって動きが分かれた。

世界の主要コンテナ運賃指数は最新の週次評価でそろって上昇し、運賃相場に持ち直しの兆しが出ている。ただし航路ごとのばらつきは大きく、とりわけアジア欧州航路では主要指数の動きがはっきりと分かれた。
デューロリーの世界コンテナ指数(WCI)は3%上昇し、フレイトスのフレイトス・バルチック指数(FBX)は2%上がった。中国の上海コンテナ運賃指数(SCFI)、中国コンテナ運賃指数(CCFI)、寧波コンテナ運賃指数(NCFI)もそろって上昇した。
中国系指数の足元の数値は、SCFIが10月16日評価で0.42%増の3679.58ポイントとなり、前回の3664.11から上昇した。CCFIは0.54%増の1922.64ポイントで、前回の1912.38から反転した。NCFIは約2.67%増の2496.79ポイントと、前回の2431.78から上げ幅が大きかった。
一方、NYSHEXフレイト指数(NYFI)の10月16日公表分では航路間の差が鮮明になった。アジア―米国西岸は0.91%増の7475.40、アジア―米国東岸は1.09%増の9938.75となり、太平洋横断の主要2航路はいずれも小幅な上昇にとどまった。
これに対してアジア―北欧州は7.08%減の3118.71となり、前回の3356.23から下落して前週の弱さを引き継いだ。大西洋横断はさらに方向感が分かれ、西航は14.77%増の3109.16と前回の2709.05から急伸した半面、東航は8.53%減の1172.79と前回の1282.09から反落した。
総合指数が上昇する局面でも個別航路の動向は異なっており、運賃回復の基調は一様ではない。
原文: Container News ↗