EAEU、関税通過統一システム稼働 貨物の透明性向上

鉄道2026年7月23日

EAEUが域外国との貨物通過手続きを統合する関税通過統一システムに関する協定を発効させ、貨物の透明性向上を図る。

写真: Transport Corridors / original

ユーラシア経済連合(EAEU)と域外国間の貨物通過手続きを統合する関税通過統一システムに関する協定が先月29日に発効した。このシステムは国際貨物輸送の安全性と透明性を高め、域内貿易手続きを簡素化するために整備された。

この協定はEAEU加盟国の税関当局と域外関心国との協力水準を一段階引き上げるため、国際的な模範事例を反映して開発された。システム導入により、通過業務の効率性向上、貨物引渡しに伴う企業コストの削減、ユーラシア地域内での円滑な商品移動環境の構築が可能になる見通しだ。

今後はEAEU非加盟国も同システムに参加できる道が開かれた。新モデルの核心要素は税関サービス情報システムを統合し、通過申告書、検査結果、船積み状況などのデータを交換することにある。すべての参加国は標準化された様式の統一通過申告書を使用しなければならない。

このほか協定は電子封印(electronic navigation seals)の使用と税関管理結果の相互承認も規定している。セルゲイ・シクリャエフ・ユーラシア経済委員会関税協力担当大臣は、今回のシステムがEAEU領域を経由する輸送経路の魅力を高め、貿易参加者に新たな市場進出の機会を創出すると述べた。

グローバルサプライチェーンの観点から、今回の関税通過統一システムはユーラシア大陸を横断する貨物移動経路の複雑性を減らし、物流コストを削減する契機になる見通しだ。特にアジアと欧州を結ぶ陸上輸送回廊の活用度が高まる可能性に業界の注目が集まっている。

*出典: rail-news.kz*

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