カザフスタン、小麦輸入6カ月禁止 鉄道は例外適用

鉄道2026年7月17日

カザフスタンが2026年7月17日から6カ月間、小麦輸入を禁止した。ただし鉄道輸送については例外を設けた。

写真: Photo: KUA YUE / Unsplash / unsplash

カザフスタン農業省は17日から6カ月間、第3国およびユーラシア経済連合(EAEU)加盟国からの小麦輸入を全面禁止する。アイダルベク・サパロフ農業相名義の命令が法律情報ポータルに掲載された。陸路・海運・鉄道の全ての輸送手段に同様に適用される。

ただし今回の措置には、鉄道輸送に限り別途の例外条項が設けられた。養鶏農場や穀物加工企業、政府認可を受けたエレベーター業者、国営「食糧契約公社(Продкорпорация)」に引き渡される小麦は、鉄道による搬入が許可される。ただし、こうして輸入された物量は、カザフスタン国内外市場での流通・販売が全面禁止される。

このほか、カザフスタン領土を経由する鉄道の транзит物量やEAEU加盟国間の国境を越える穀物移動は、今回の制限対象から除外された。これは域内供給網の断絶を防ぎ、中央アジア内の穀物流通を維持するための措置とみられる。

カザフスタン政府は2024年8月から12月まで同様の輸入制限を実施したことがある。当時当局は、国内市場保護と小麦再輸出の阻止が主な背景だと説明した。今回の決定も同じ文脈で下されたものと分析される。

市場では、カザフスタンの今回の措置が、隣接するロシアおよびウクライナ産小麦の大規模流入を阻止する一方で、自国の穀物加工産業の原料安定性を確保する狙いがあると見られている。鉄道の例外条項が維持された点は、一部産業界の要求を反映した結果と解釈される。

グローバルな穀物供給網の観点では、カザフスタンの輸入禁止が周辺国の代替route確保や価格変動性を招く可能性が指摘されている。特に鉄道 транзит物量が例外として残された分、中央アジアを経由するコンテナおよびバルク貨物の流れへの影響が注目される。

*出典:RZD-Partner*

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