中国発トルクメニスタン鉄道新規開通…カザフ・ウズベク経由

鉄道2026年7月10日

中国が、カザフスタン・ウズベキスタンを経由してトルクメニスタンに至る新規鉄道路線を開通した。

写真: Photo: Zhi Gong / Unsplash / unsplash

中国が中央アジア連結鉄道網を拡大した。中国西部都市の西寧(青海省)からカザフスタンとウズベキスタンを経由し、トルクメニスタンのバルカン州まで至る新規直行コンテナ貨物列車が初運行を開始したと、RZD-Partnerが10日に報じた。

初便は電気製品・自動車部品・衣類など消費財55個のコンテナを積載した。経路は中国・カザフスタン国境のホルゴス-アルティンコル検問所を通過した後、カザフスタンとウズベキスタンの領土を経て、トルクメニスタンの最終目的地に到着する。輸送期間は14~15日と見積もられている。

今回の路線開設は、中国と中央アジア諸国間の貿易拡大の流れと連動している。2026年1~5月のタジキスタンと中国の貿易額は14億ドルに達した。同期間のタジキスタンの対中国輸出は3億5900万ドルを超え、中国製品の輸入は11億ドル以上を記録した。

カザフスタンは中国の域内における主要パートナーだ。2025年の年間貿易額は過去最高の487億ドルに達した。2026年1~5月の貿易額は前年同期比27%増の220億ドルとなった。年末時点では500億ドルを超える可能性が指摘されている。カザフスタン独立以降、累積した中国の対カザフスタン直接投資額は約300億ドルに上る。

市場関係者は、新規鉄道路線は中国の中央アジア貿易・輸送回廊拡大戦略の一環だと分析した。中国発トルクメニスタン列車は既存の中央アジア鉄道網を補完し、域内物流の多様化に寄与するものとみられる。

※出典:RZD-Partner

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