アジア域内コンテナ運賃が中国発輸出貨物の増加を背景に高水準を維持している。3月第1週は上海発東南アジア向けが一部区間で調整した一方、中国-台湾航路は反発し前週比上昇した。
アジア域内コンテナ運賃が中国発輸出貨物の増加を背景に高水準を維持している。3月第1週は上海発東南アジア向けが一部区間で調整した一方、中国-台湾航路は反発し前週比上昇した。
海運情報会社ザ・ロードスター(The Loadstar)によると、こうした域内市場の底堅さは中国メーカーの輸出物量が減少しない中、船社が供給をタイトに運営する戦略を並行した結果とみられる。特に台湾航路は半導体など電子部品需要が堅調で、運賃上昇をけん引したとの分析だ。
このほか中国-ベトナム、中国-タイなど主要なアジア域内航路も比較的安定した運賃水準を形成していることが分かった。一方、シンガポール-中国南部航路は一部区間で弱含み、航路ごとに明暗が分かれた。
業界では中国の輸出が域内運賃を支える主要因になっていると評価した。中国の製造業稼働率が高水準を維持する中、米国など主要国の関税政策変化にもかかわらず、アジア域内の物動量は容易に縮小しない構造だとの説明だ。
市場関係者は今年上半期までは中国の輸出モメンタムが域内運賃を下支えするとみている。ただし下半期の世界景気減速の可能性と船腹量増加計画が変数になり得るとの見方も出ている。
*出典: The Loadstar*
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